大井川鐡道 春のSLまつり(2012年)

かるの

2015年09月08日 10:16

 ※この記事は2012年の記事を再編集した物です。

 大井川鐡道で行われている春のSLまつりに行って来ました。(2012年ですが)
 大正14年の3月10日に大井川鐡道が会社設立をした事に合せて、毎年3月10日に近い土日にSLまつりを開催している。

 大井川鐡道は金谷駅からであるが、大井川鐡道金谷駅は割と普通の駅である。
 
 大井川鐡道はSLが有名であるが、各地の私鉄を退役した車両などを走らせている事も動態保存の一環である。
 
 乗った車両は元近鉄の車両。
 
 2011年10月から、SL急行の全列車が新金谷駅始発となったようだ。

 次の駅の新金谷駅
 
 昭和2年6月10日開業。本社や車庫を有する運転上の拠点であり、広い構内にはたくさんの側線があってSL列車用の客車などが停まっている。
 
 本社を併設した横長の木造瓦葺二階建て駅舎。一見すると開業当時の面影を残していて風情がある駅舎であるが、一階については改装されてお洒落なカフェが入っている。

 さっそく出店は賑わっているようだ。
 

 駅前には「PLAZA LOCO」というお土産・喫茶・展示・資料館の総合施設があり、そこに入ってみる。
 新金谷駅前にある「PLAZA LOCO」は、SLに関しての展示や、静岡県の特産物を扱う土産物屋や飲食店が入る複合施設である。

昭和ノスタルジーな雰囲気がある所である。

 コチラは井川線の車両。1953年製である。

 貴賓車としても使われたらしい。

 コチラの機関車は「いずも」

 一畑軽便鉄道でセメント工場の運搬に使用された。1921年、ドイツ・コッペル社製。

 コチラもほぼ同じ形に見える「1275形」でその筈1922年コッペル社製。


 日本ステンレス直江津工場専用線で使用された。

 単純そうに見えますが、どこをどう操作すれば良いかわからないです。


 やはり観光名所らしく、色々な有名人のサインが。


 ハレンチ学園の実写映画なんてあったのですね。


 いい雰囲気のホーロー看板です。川根地区の物みたいです。


 昔の電話ボックスは頑丈そうです。


 SLがモチーフとなってるライターやアクセサリなど。


 この駅の様子は実在したモノなのだろうか?


 そして目的の一つ。鉄道アイドル・木村裕子さんのトークショーである。

 ショーの途中での撮影は控えたが、以前よりかなりパワーUPされていた。

外の留置線や整備工場を見てみる


コチラの車両は元南海電車21000系。


国鉄時代の客車



新しく設けられた転車台

この転車台が無い時は、千頭駅発の車両は後ろ向きで走っており、それが不評だったという事でこの転車台を設けた事で常に正面を向く事になった。

人力でも動かせるという。


焚きつけように置かれていた薪と石炭


C5644は昭和11年製で北海道で活躍していたが、戦時中にタイへ送られた。

戦火を潜り抜け、タイでも活躍し、昭和54年に日本に帰国した運が強い車両である。






ピットを覗き込むお子さん


機関の中が見て取れます


SLの整備する様子までじっくりみることが出来ました。

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