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2016年06月14日
梅小路蒸気機関車館を見に行く
2015年8月30日に梅小路蒸気機関車館が一旦閉館すると聞き、その前にと行ってきました。
子供のころに読んだ、子供向け学習漫画で鉄道の内容の本に、主人公がこの施設を訪れる場面があり、それを未だに憶えていて行ってみたかったのもある。
当施設は1972年10月10日に国鉄により日本の鉄道開業100周年を記念して、現地にある梅小路機関区の扇形庫を活用して開設された。

入り口に当たるこの旧二条駅舎は、1904年に京都鉄道が本社社屋を兼ねて建設した。日本に現存する最古の木造二階建ての和風駅舎で、景観に配慮するため平安神宮を模して造られた。
京都鉄道は1907年に国有化され、以後は国鉄、JR西日本の駅舎として利用された。
1996年4月に京都市の有形文化財に指定されたが、同年の山陰本線二条駅 - 花園駅間高架化に伴って駅舎としての役目を終え、1997年に本館敷地内に移築・復元して玄関口として使用し、内部は資料展示館として活用。

やはり自分と同じように最後を見届けようと多くの人で賑わい、場所によっては通り抜けも困難なほど。
「お召列車」についての展示

SLのシミュレーション。子供に大人気。

投炭練習機

ムラなくボイラーを熱するために、炎の様子を見て石炭をくべる。
SLが1キロ走行するには石炭40キロと水100リットルが必要。スコップ1杯には2キロなので、1キロ当たり20回投炭しなければならない。非常な体力が必要。
鉄道員の道具等々

それでは、SLが展示されている車庫へと向かう。
展示室から機関車の車庫へ
機関車を間近で見られるのが特徴である。





特徴的な扇形の車庫は画になります。

多くの人が転車台に注目していると思ったら・・・

車両の入れ替えが行われていました。

動画を撮影してみました。
入り口のお召列車の展示にもあった、鳳凰の装飾。

シャシーだけの状態も。

ピットの様子も見れます。

義経号かな。以前に弁天町駅の交通科学博物館でも見た。



再び連結作業に


この転車台は太平洋戦争でのアメリカ軍の原子爆弾の投下目標になっていたという。



体験乗車が出来る蒸気機関車・SLスチーム号

構内にある片道500mの展示運転線を用いたSL列車で、専用の客車二両を牽引する。
牽引機はC62形(C62 2)、C61形(61 2)、D51形(D51 200)、8620形(8630)のいずれかが担当していた。



車両の上を跨ぐように見られる展望台?があって、上から望んでみる。



車庫の中にも展示があるのでそれを見る。



車で言えばラジエータのサーモスタットみたいなものかな。

よくよく考えれば蒸気機関車には蒸気が無尽蔵にありますね。

当施設に思い出がある方々が持ち寄った写真

当施設限定プリクラが撮れる



これで当施設を後にする。

蒸気機関車館の入場券で、公園内のカフェが割引を受けられるというのでしばし休憩。

非常に賑わっている。
公園内には「市電ひろば」として、京都市交通局が保管していた京都市電の車両が展示されている。


中に入って休憩できる空間になっている



別の車両はオリジナルグッズ等を販売する売店に改造されていてビックリ

もう一つの車両は車内がカフェにと、鉄道が好きな人には格別な時間を過ごせるのではないでしょうか。
内陸の京都市に水族館、というのも驚きです。

ミュージアムショップを覗いたら、オオサンショウウオのぬいぐるみ・・・

遠くに見える京都タワー

これで梅小路公園を後にします。
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Posted by かるの at 21:48│Comments(0)
│視察・研修